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皆さん
日本中の国民に大きな衝撃をあたえた神戸小学生殺害事件は、97年10月17日の神戸家裁の決定とこの決定にもとづく少年の医療少年院への送致をもって、すでに〃解決〃されたかのように見なされています。けれども、私たちはここに声を大にして訴えます。
たとえ神戸家裁の審判によって少年の保護処分が確定されたのだとしても、この事件にともなうさまざまの疑惑は何ひとつとして解明されてはいません。
このままA少年を犯人と見なして医療少年院の壁の中に閉じこめることは、彼に耐えがたい肉体的、精神的苦痛を加えて事件の真相を闇の中に葬り去るための措置でしかない。
しかも、少年が犯人だとされた過程については、私たちはセンセーショナルなものも含めた新聞・ラジオ・テレビ・雑誌の報道しか知らされてはいません。
確定的に知り得たことは家庭裁判所の審判の要旨だけで、それ以外のことは付添人、弁護団、裁判官しかわかっていません。これは、少年事件であるがゆえにやむを得ないことではありますが。
しかし、この審判の決定要旨および以下の弁護団長の言葉から考察しても、犯罪の成立について重大な疑問が残ることについてはどうしても否定できません。
もしもこのような処分をもって神戸事件の解決としてしまうならば、それは日本の民主主義にとって、また人権と平和の運動にとって、重大な禍根を残すことになる、と私たちは考えます。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kobe-jiken-yobikake.htm
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